お取引事例

東京都の場合ですと、処理能力が1時間に50ミリ、「非常に激しい雨」までは対応できるようになっていますが、
1時間に100ミリ以上の集中豪雨もありますので、浸水被害のあった場所は各自治体や東京都下水道局で順次対応しているようです。
 
このマンションの浸水履歴はその１回だけ。集中豪雨が原因でした。
管理人さんや居住者にもお聞きすると、床にうっすら染みた程度のようでしたが、浸水は浸水。
買主様には床上浸水した事と原因、区が順次対応していること等をお伝えし、ご理解頂いた上でご購入頂きました。

今回の物件は浸水被害が少なかったですし、１回のみでしたので、相場より5％ほど安値での売却で済みましたが、被害が大きい場合や、浸水が何度もある物件の場合は、通常通りの売却は難しい可能性があります。
 
一戸建てならば、土地のかさ上げや高床構造にする等、何らかの対策が必要ですので、その点を踏まえ売却を進めていかなければなりません。
 
しかし、売れない物件はありません。
物件ごとに販売方法を考えるのが弊社の仕事です。