お取引事例

HOME > お取引事例 > 家賃滞納があり連帯保証人も支払う気がない

自主管理しているビルのテナントが家賃を滞納。連帯保証人も支払う気がない

家賃滞納分を連帯保証人が支払わない場合
 
当社の近くのテナントビルを、オーナー様が自主管理されており、賃料を3ヶ月滞納しているテナントがいて、連帯保証人に請求しても払う気がないので、どうして良いのかわからない。と言うご相談。

 
未払いを回収する事も大事ですが、このようなケースでオーナー様が一番困るのが、未払いのまま入居し続けられる事と、荷物を置いたまま夜逃げされてしまう事です。
賃借人には連絡は取れているし、支払う意思は見られるので、未払い分は分割で払う交渉をしながら、なるべく早く退去してもらうようアドバイス。

荷物を置いて夜逃げされたら、その荷物を搬出する事はとても大変です。
 
裁判所に強制執行の申立てをして、執行官に来てもらい立ち会いの元、荷物を搬出し保管しなければなりませんので、その費用が数十万円かかってしまいます。
未払い賃料がある上に、そんな諸経費はかけたくありませんよね。

家賃未払い強制執行の申立て

 
とにかく、連帯保証人には、内容証明を出し未払い分を催促し、退去してもらう事を最優先とし交渉。
退去については、すんなり退去して頂く事が出来ましたが、分割の約束をした賃料は約束通り支払われず、連帯保証人も支払う気は無い。
次は少額訴訟をしました。

裁判所には賃借人、連帯保証人ともに出頭し、そこで和解をし、時間はかかりましたが、何とか回収できました。
次のテナントも無事に決まり、オーナー様も一安心されました。
 
その後は、弊社に管理をお任せ頂き、現在は順次、入居されるテナント様には保証会社もご契約頂いております。
 
本来は弁護士の先生に依頼したほうが良い内容ですが、今回のように、オーナー様がご自分で手続きをする事も可能です。

賃貸管理は信頼と実績のしろくまホーム株式会社